お賽銭は感謝の気持ち

寺社にお参りする際、御利益を願って奉納する「お賽銭」。実は、感謝の気持ちでお供えしたのが始まりです。

起源は諸説ありますが、寺社本庁では、私たちの祖先は秋の稔りに感謝してお米を“おひねりとして供える習慣があり、これが起源ではないかと考えています。

 昨今のお賽銭の平均額は100円とされていますが、最近若い世代に注目されているのが5円(ご縁)を組み合わせた金額。例えば25円(二重にご縁)や、115円(いいご縁)。反対に避けたい額としては、75円(泣くようなご縁)や95円(苦しいご縁)など、様々な組み合わせがあるのだとか。
 つい御利益を期待してしまいますが、まずは日頃の感謝の気持ちを忘れずにお賽銭を納めたいですね。

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